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院 長 コ ラ ム |

佐倉歯科口腔クリニック 〒330-0856埼玉県さいたま市大宮区三橋2-19-1 TEL:048-645-5558 FAX:048-645-5481 |

DATE |
タイトル |
2020/8/12 |
No357 不要不急の歯科治療とはA |
林晋哉先生は歯並びについても不要不急の治療なので気を付けるようにと次のように述べています。
2)「歯並び」
「歯並び」も、間違った思い込みが原因でコンプレックスを抱き、不要不急の歯列矯正治療へと進む流れが多く見受けられます。
歯並びが乱れていることが「悪」で、揃っていることが「善」のように思われがちですが、そんなことはありません。そもそも歯は上下左右の歯でバランス良く噛める(咀嚼運動)という機能が発揮されることが、もっとも大切なのです。
歯並びが悪いとよく噛めないなどとも言われていますが、そんなことはありません。
一番誤解されていることなのですが、歯並びと噛み合わせの良し悪しはリンクしません。歯並びが乱れていても、その乱れに調和した上下の歯の噛み合わせが成長とともに形成され、その人固有の咀嚼運動を営んでいるのです。ここを誤解して歯列矯正などを始めると、それまで調和のとれていた上下の位置関係が変わり、思わぬ弊害が発生します。
歯列矯正をして歯はきれいに並んだが、上下の歯が噛み合わず、ものが噛めないといった例や、全身にさまざまな症状を引き起こす事例が多いことは、これまでに本連載において何度も報告してきたとおりです。
また、歯並びが乱れていると、歯磨きが不十分になり虫歯になりやすいともいわれますが、これは歯科衛生士による定期的なプロケアで対処できます。自分でできないことはプロに任せればよいのです。虫歯になりやすいから歯並びを治すべきなどという安易な考えは、持つべきではありません。
「歯並び」への間違った思い込みも不要不急の歯科治療を生み出しています。(business journalより)
唇顎口蓋裂や顎変形症という病気の治療としての歯列矯正は健康保険で治療ができます。
歯列矯正は特別な場合を除いて美容の範疇です。そのtため健康保険では処置ができないのです
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