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むし歯 歯周病 歯科クリニック 大宮 佐倉歯科口腔クリニック
                   院 長 コ ラ ム

佐倉歯科口腔クリニック  〒330-0856埼玉県さいたま市大宮区三橋2-19-1 TEL:048-645-5558 FAX:048-645-5481

DATE タイトル
2017/4/4 No288 歯周病の再生治療


 先日新聞に「悪化した歯周病の外科治療・歯を支える骨再生」という記事が掲載されていました。その中リグロスという薬が出てきます。
 リグロスという薬は保険適応になったと最近話題になっている薬です。

 リグロスは細胞増殖などを促すたんぱく質「FGF2」を含んだ薬で、 この「FGF2」という物質は、以前から褥瘡の薬として使われていました。

 私たちが傷を受けたとき、傷を治すために体はさまざまな物質を放出します。その中のひとつとして細胞増殖因子(細胞を増やすことによって、傷の修復を促す因子)があります。
 傷によって組織を失っているため、細胞分裂を促すことで傷を早く修復するようにします。

 こうした細胞増殖因子の中の一つとして、bFGF(FGF2)という物質が知られています。 bFGFの働きによって、表皮が形成されるようになります。
 また、血管が新たに作られる「血管新生」が起こり、これによって新たな組織に栄養が供給されるようになります。

 そうして若い組織ができあがるわけですが、これを専門用語では肉芽組織といいます。

 bFGFの作用は何かというと、それは「肉芽組織を作ることで傷の治りをよくする」ことにあります。 そこで人工的にbFGFを作り上げ、傷を負った部分に直接塗ってしまえば、肉芽形成が促進されることがわかります。

 塗る場所が歯槽骨であれば、歯周炎治療での手術による欠損を素早く再生できるようになるというわけです。

 フラップ手術によって重度の歯周炎を治療するとき、手術によって歯槽骨の一部を取り除くことになります。このとき、歯槽骨の欠損部分に対してトラフェルミン(商品名:リグロス)を塗ります。

 褥瘡治療では皮膚の修復を促す薬として、トラフェルミン(商品名:フィブラスト)が使用されます。そこで、褥瘡治療で用いられるトラフェルミンを歯周組織の再生に応用しようと考えたのです。

 同じ成分に対して、使用用途と商品名を変え、臨床試験を行って発売しているのです。

 このような特徴により、重度の歯周炎を治療した後の組織修復をスムーズにさせる薬がトラフェルミン(商品名:リグロス)です。<一部「役に立つ薬の情報〜専門薬学」より抜粋引用しました>

 新聞の記事でも歯周病で失われた歯槽骨が再生する最新の治療方法のように紹介されています。しかし、歯周病治療の研究が進んで、歯周組織がある程度再生されても、それは歯を支えている歯周組織のごく一部が再生したにすぎません。  

 一部再生するだけでも抜歯せずに助けられる歯もありますから、歯周組織再生療法は全て意味がないという訳ではありませんが、一度大きく全周にわたり吸収してしまった骨や、根が全体的に露出しまうほど退縮した歯茎が元の形や機能を回復するわけではありません。

 どのような薬が開発されても、歯周病治療の基本は早期発見、早期治療、医療としてのプラックコントロールの実践であることは変わりません。

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